コムデギャルソン川久保玲はファッション界のコンパスなのか?

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■疲れ気味のデザイナー達を奮い立たせる川久保玲の存在をWWDがQ&Aインタビュー■

WWD.COMにおいて、コムデギャルソン2013S/Sコレクションについて紹介した後、川久保玲氏の単独インタビューを行なっています。川久保玲氏は最近メディアに出てきますねー、と思ったら、どうも川久保玲氏の夫でありコムデギャルソンインターナショナルのCEO Adrian Joffを通したQ&Aインタビューのようで。

WWDいわく、ファッションライター、エディター達が表現しにくいコレクションをいつも見せてくることに、彼女はニヤリと微笑んでいるそうです。次は一体どんな新しいものを生成してしまうのか?と恐れていることが、彼女にとっては幸せのようです。ドSですね、川久保さん(笑)。それでは具体的なQ&A内容を簡単に紹介します。2013S/Sのコレクションも出てくるので動画をあげておきます。

コムデギャルソン パリコレクション2013S/S 【テーマ】CRUSH

 

 

■川久保玲へのQ&A

 

WWD:あなた(川久保玲)の使命は、いままでなかった服を創ることだと言っていますが、その可能性について疲れ果てたことはありませんか?

川久保玲:経験を積むごとに、新しい思考、様式を見つけて創ることの困難さは増幅していきます。

 

WWD:多くの人はコンサバティブ(保守的)な傾向にあり、大胆さに欠けてきています。あなたはどうですか?

川久保玲:(あなた達)メディアにその責任の1部があるんじゃないですか?メディアの多くの部分が、面白くない流行が繁栄する状況を作ってきたと思います。

 

WWD:あなたのパーソナルコレクションについて。何が着たいと思っていますか?あるいは、何を感じてますか?その衝撃はどこから来るんですか?

川久保玲:私の意図は、衣服をつくることではありません。衣服をつくることだけを考えるということは、私の頭の中には制約され過ぎています。

 

WWD:確かに、”Crush”(2013S/Sコレクション)をスケッチすることで、コレクションをプロデュースすることは不可能です。常に布で覆っているとか、常スケッチするとか、あるいはその両方か、違うアプローチで取り組んでいるのですか?

川久保玲:はい、その通りです。私はこのコレクションをテーブルの上でつくりました、そして、彫刻家が彫刻に取り組むように、私は衣服に対して取り組みました。全てハンドメイドです。

 

WWD:もし、あなたが1着衣服を発明することができたら、それは何でしょう?そしてなぜを選んだのでしょうか?教えてください。

川久保玲:スカートとパンツとともに合わせるプレーンなホワイトシャツを発明したかったです。

WWD:今日のファッションは、純粋にクリエイティブな表現よりも、ビッグビジネス化して利益を求める傾向が強いように見えます。あなたは賛成できますか?もし賛成なら、どうしてそう感じるでしょうか?

川久保玲:はい、それは事実です・・・、そして、その傾向はクリエーションの力を弱めていることを意味します。これが、状況として最悪の事態です。

 

WWD:あなたは、デザインコラボレーションを展開して大衆化を助けてきました。それは、あなたにとってまだ刺激的で有益な手段ですか?

川久保玲:私は、いつも何かしらの興味深い可能性について考えています。何かしらの偶然のシナジー効果は、コラボレーションで起こり得ます。そして人々はそれを好むようです。私自身で、なにかをつくるほうが、自分にとっては簡単なんですよ。

 

WWD:あなたは、ドーバーストリートマーケットという複数ブランド小売店とともに、さらにグローバルになりました。これは、あなたのアプローチでデザインされたのですか?

川久保玲:私は、デザイナーと同時にビジネスも行なっています。ですので、私達は成長し発達していく必要があります。しかし、形はどうであれ私が何でもデザインをおこす、という方向性は変わりません。私の中にある自分のものさしは、会社をたちあげてから43年間ぶれていません。

WWD:あなたのコレクションで「売れなかったらどうしよう」とか、販売するのには難しいと思ったことはないのですか?

川久保玲:毎日、販売することについて考えていますが、コレクションを行うという時、私が本当に欲しいのは人間たちがパワーを感じてもらうことなんです。

 

過去発言したことに関してだけ割愛しましたが、だいたいお伝えできたかと思います。この後もありまして、川久保玲ファンクラブという特集があります。そこに、カール・ラガーフェルド、フィービー・ファイロ、マーク・ジェイコブスが、川久保玲という存在に対して発言しています。もちろんベタ褒めなんですが、フィービー・ファイロの「川久保玲はコンパスような存在」という、言葉が印象的でした。

もちろん、これはデザイナーたちにとっての話であって、皆さんの考えと違うということはあるでしょう。僕が言えることは、山本耀司氏と川久保玲氏の海外での存在感は、日本人よりもカルト的なのかなと、改めて思いました。と同時にチクリとメディア批判を展開。ここだけをフィーチャーしているサイトもありました。発言に重みがある人です。今年の終わりには、ちょうどTaschenからコムデギャルソンとヨウジヤマモトの書籍が販売されます。改めて影響力を感じました。

【via】WWD.com

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