パリミラノコレクション2012-2013A/WからみるファッショントレンドFashion trends from that I have watched Paris and Milan collection 2012-2013A/W

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■「マスキュリン(男らしさ)」を各々のブランドで表現

パリミラノコレクション2012-2013A/W全日程が終了しました。
MR PORTERが2012-2013A/Wの総括をしています。まずは簡単にこちらをご紹介。

「カントリールックが目立った。ツイードにバブアーライクのフィールドジャケットなど。
ファブリックスとテクスチャーが特徴的。ダブルブレストシルエット、そして総柄のプリントは引き続き強いトレンド。シューズは普通ではないものが多くて楽しい。そしてスリッパシューズはこの数シーズン台頭している。オーバーコートが多い。ダブルブレストも含め大きめが多い。コンバット系のジャケット・・・ミリタリー系。大きい首周り、ジャージージャケット、ニットジャケットなどもあったが、カーディガンにしてもジャケットにしても、コートにしてもダブルブレストというものが重要になってくる」

毎度のことながら、あっという間にすぎていきますよね。それで、オートクチュールやらロンドンコレクションやらNYコレクションやら。「モード」となると途端に時の流れが早くなる。
Live映像でコレクションが観れたブランドがパリミラノコレクション通じて多くなってましたね。

さて、ミラノコレクション2012-2013A/Wですが、全体的にスーツスタイル、オーバーコートが多かった。これは今に始まったことじゃあないだろ、どこがモードだ!と言われればそれまでなんですが、イタリアの仕立て職人を表現する「サルトリア」と男らしさ「紳士、ダンディ、伯爵」が全面に出たコレクションとなった印象。言葉並べただけでは、陳腐で軽い感じに受け止められますが、デザイナー達は過去のアーカイブをよく観ています。それを落としこんで、モダンにしているのでどうしてもキーワードとしてこういう表現があります。

なんといってもスーツ。男性のスーツスタイルの再考とでもいいましょうか。つまらないという方もいるかもしれませんが、それを、どういじるかで違いを出していました。

ビジネスとして成功したと思うのは、バーバリープローサム、プラダ、ヴァレンチノ、ボッテガヴェネタあたり。オジさまの男性像、あるいは若々しさを出すコレクションとなりました。アレキサンダーマックイーンにいたっては、老舗テーラーのハンツマンの仕立てでオーダするという気合の入れ用。価格も跳ね上がりますが、モードのスーツスタイルを確かな仕立てでカスタムオーダーするという心意気と斬新さが嬉しかったです。

全体的とにかく目立った、構築的な肩、ロングコートの袖を通さず肩で羽織るのは、ケープのような着こなし。僕は「瘋癲の虎さんスタイル」と言っておりますが、まあまずこの言葉は流行らないでしょう(笑)。お色はグレーが非常に多かった。その他はブルーにレッドでした。

ハンチング帽、ステッキのような傘あたりは英国紳士を彷彿とさせるものでした。これに加え、英国のミリタリールックや、フィールドジャケット、カントリージェントルマン風のものを感じました。ジルサンダーはほぼブラック×レザーで統一したミステリアスなコレクションでしたが、レザーパンツか、ハイウェストは目立ちます。

クラッチバッグ、スタッズの小物は先シーズンから続き出てきています。変わったスリーピース、アウターオンアウターとしてテーラードの上にダウンジャケットなんていうコーディネートもありました。ボリューミーです。

ミラノコレクション2012-2013A/Wで1番の評価があったプラダは、渋い俳優も使い豪華なコレクションを展開。ファーラペルのチェスターフィールドコート。足元は、アッパーを覆い尽くす勢いのラバーコーティングだったり、勲章、幾何学模様が入っているレザーシューズ。 まんまるサングラス、ペン、iPhone?やなにかしら胸元に入れてして登場。勲章の変わりにギターのブローチ、また、高いネックのカラーにタートルネックというディテールでかなり個性を出す。
グッチでも多かったのはベロア、玉虫色の柄。とにかく男らしさをストレートに出すコレクションが目立ったのがミラノ。

男らしさよりも、男臭さを出してくれたのがウミットベナン。オールミリタリー。賛否両論ありそうですが、個人的には支援(笑)。トラサルディでは、フレアパンツが炸裂。60年代から70年代のファッション。 シャンパンファイトで陽気なコレクションでした。

パリコレクションも、「男らしさ」「スーツスタイル」なんですが、もちろんストレートに出さないところがパリコレ。

ビジネスとして成功しそうなのは、ルイヴィトン、イヴサンローラン、ランバン、バルマンオムあたりでしょうか。レザーのようなラペルのイヴサンローランのタキシード、着物をベスト変わりにスーツの間に仕込ませたルイヴィトン、若々しいテーラードスタイルを見せたランバン。フレアパンツはトラサルディにもありましたが、だいぶ表情は違いました。

ミュグレーは、ニコラフォルミケッティが考えるスーパーヒーローを表現するために、80年代風のビッグショルダーが目立つ。ポンチョコート、ガウンのようなアウターを着てAラインにもなっている・・・・この辺はミラノコレクションと同じ。さらに、ベロア、レザー素材のほかシャイニーな感じはフューチャリスティック。基本的にワントーン。

綺麗目ミリタリーで攻めたブランドはディオールオムとバルマンオムという意外なものでした。帝政ロシアなどをロマンチックなデザインにしたバルマンオムは人気がでそう。男らしさを逆手にとったのは、コムデギャルソンプリュスオムとジュンヤワタナベ、トム・ブラウン、ヨウジヤマモト、ジバンシィでした。スカート、髭、異常なほど成長したショルダーパット、クラシックな男性の装いをすべて盛り込んで非構築的にしてしまったもの、鼻輪で民族的なデザインに動物プリント。
ミハラヤスヒロ、イッセイミヤケは、ちょっとストリート系のデザイン。それと海軍ミリタリーの出会い。特にミハラヤスヒロの評価は高かったようです。ポンチョ、迷彩柄のスーツ、スヌードなど。

それでは、それでは簡単ではありますが、トレンドを簡単に抽出してみたいと思います。今回は、Cutも参考にさせて頂きながら紹介させて頂きます。

1】ポンチョ、ケープ、コートの肩掛け

マルタンマルジェラ1271ヴァレンチノ

メゾンマルタンマルジェラ ヴァレンチノ

2】ミリタリールック

ウミットベナン12711ディオールオム12711

ウミットベナン ディオールオム

3】ビッグショルダー、構築的なショルダー

トム・ブラウン12711ランバン12712

トム・ブラウン ランバン

4】クチュールライク 美しき仕立てと刺繍

ドルガバ12712アレキサンダーマックイーン12711

ドルガバ                                         アレキサンダーマックイーン

5】ベロア 続ダブルブレスト

エルメス128111グッチ12812

エルメス グッチ

6】グレー レッド

バーバリープローサム1271  ジバンシィ2012aw123

バーバリープローサム                                             ジバンシィ

7】迷彩 総柄スーツ

ミハラヤスヒロ00300m

ミハラヤスヒロ ドリスヴァンノッテン

8】変化球的3ピーススーツ レイヤード

ジャンポールゴルチェ20121281ルイヴィトン2012aw1212

ジャンポールゴルチェ ルイヴィトン

8】ロングーコート×ブローチ

プラダ12811ルイヴィトン12811

プラダ ルイヴィトン

9】レザーパンツ フレアパンツ ハイウェストパンツ

トラサルディ1278111ジルサンダー12811

トラサルディ ジルサンダー

10】ハンチング帽

バイオハザード20121281ジュンヤワタナベ29121281

バーバリープローサム ジュンヤワタナベマン

11】個性的なシューズの数々

ドリスヴァンノッテン2012aw123プラダ2012aw1221

ドリスヴァンノッテン プラダ

12】続ファーアウター

ダミール・ドーマ12811 ハーディエイミス1281

ダミール・ドーマ ハーディエイミス

他にもラグ、パジャマスタイル、動物ワンプリント、髭もじゃ、続クラッチバッグ、民族的なものなんかもありますがこの辺にしておきます。スーツスタイルが多かった分、結構渋い感じでディテールで勝負なところも多かったのかな。また、贅沢な素材や手の込んだ作りでブランドあたりはジャケットだけでも30万円以上行くでしょう。アレキサンダーマックイーンはハンツマンが生産することになりますので、50万円ほど行きます。その挑戦は、敬意を表したいのですが、果たして売れるかどうか。

キムジョーンズのルイヴィトンは、スリーピースの中のジレの変わりにキモノシャツを入れるというのは面白かった。でも地味ではありますよね。個人的には面白いと思いました。 ほかに、スリーピースの間にレザーベストを入れたりするものもありました。また、コートの上からジャケットを羽織ったり、レザーアウターの上にコートを着る。さらにパーカの上にジャケット、その上にコートを着るようなスタイルもあったりと、いろいろな着こなしが観れます。
ピッティウォモの招待コレクションで、印象が薄れていますがヴァレンチノもよかったです。ある意味、キムジョーンズ時代のダンヒルっぽい感じもしてしまいました(笑)。軍資金があれば、買いたいブランドの1つ。

さて、今回のパリミラノコレクションで、一番評価が高かったのは「プラダ」でした。そして「ミハラヤスヒロ」も高かったようです。
私個人では、ドリスヴァンノッテンでした。サイケデリックな総柄は、可愛らしいポップなものから芸術的な絵画が描かれていて楽しかった。素晴らしいカッティングのスーツ、コートにこういうアートの側面を全面に出せるのは、パリコレクションならでは。私には着こなしせませんが、何か1つ買いたいかもしれません。ウミットベナンは個人的には好きですが、オヤジ目線になっちゃいますよね(笑)。皆さんには何か気になるコレクションあったでしょうか?

関連: パリミラノコレクションから見る2012S/Sのファッショントレンド

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