脱中国製の流れはイギリスまで、英国生産20%増は国内の雇用経済に光

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■いまや人件費と労働環境はチャイナリスクの大きな要因というのが欧米共通の認識かも■

Top fashion chiefs urge Vince Cable to revive UK factories | This is Money

Last week Financial Mail revealed that Green’s firm – which also includes Dorothy Perkins and Bhs – has increased British production by 20 per cent in the past year to include 47 factories from a negligible base several years ago. Only a fraction of clothing sold in Britain is made here. Limits to quotas from developing countries were lifted in the Nineties.

Cable has taken a particular interest in the sector recently and is due to meet manufacturers next month. He will also talk with Green.

以前、中国製の次はインド製かということで、インド生産の魅力を紹介させて頂きました。さらに、最近のmade in Italyの巻き返しがあったこと、地理的、政治的、人件費、関税、輸送費などの観点から、地中海のまわりのエリア(Mediterranean basin)が、これから中国製の代わりになる、ということも紹介しました。今や、経済発展を遂げて賃金が上がっていく中国は、工場ではなく市場。そして、しばしば起こる激しいデモや中国特有の政治事情という、チャイナリスク。これによって、世界の繊維メーカーは脱中国製化に。流れを加速させています。

 

 

そしてそして、ついにイギリスの工場がアップを始めました・・・というわけです。ここ数年のイギリス47の工場で、生産量が20%増です。ロンドン五輪の影響も否めないと思いますけど。

もともと、これらの工場で作られた衣類は、イギリスで販売されるのは少量だった。90年代から、大量生産の必要性と人件費削減から、発展途上国での生産の依存度が上がっていたわけです。

しかし今日、マークス・アンド・スペンサーの会長であるSir Stuart Roseや、ほかの英国アパレル経営者達は英国政府のビジネス担当大臣であるVince Cableと話し合って、英国政府がイギリスの工場の復活に積極的に関わることを依頼しているようです。今がチャンスというやつですね。

‘But for the first time in 30 years we are looking at the feasibility of setting up production facilities and the possibility of a return to proper manufacturing in the UK.’

そして、好調であるノースロンドンミーティングは、「繊維業は決して高収益が見込まれるものではないから、長い目で投資の効果を見るべき」と言いながらも、「ここ30年で、初めて私達はイギリス生産の設備のセットアップの可能性を探り、イギリス製を復活させる実現可能性を模索している」と述べています。

所謂、2007年から少しずつ拡大していったネオアメトラ、アメトラ、アメカジ、古着、アウトドア、ワークウェア、ブリティッシュトラッド、カントリーなどなどの影響。共通点として上げられる「ヘリテージ」という言葉。雑誌でいえば、思い切ったリニューアル(原点回帰)をした「POPEYE」がわかりやすいですよね。

過去の遺産を取り戻せと、アメリカ、イギリスは「生産」というところで復活に挑んでいると。これは、そのまま雇用問題の解決につながることなので、どこの国も重要視します。

個人的には、バーバリーを何とかして欲しいなと。最後の砦であるトレンチコートのクラシックラインは英国製とはいえ、他のカテゴリは中国生産にシフトして英国製はほとんどないはず。それから、香港の企業に買収されちゃいましたが、ギーブス&ホークスもなんとかならないか、と勝手に案じているところでございます。アクアスキュータムもレナウン傘下になっていましたが経営破綻。やっぱり中国ですね(苦笑)。恐るべしチャイリスクと英国生産比率の上昇

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