メゾンマルタンマルジェラへのインタビュー全訳About MAISON MARTIN MARGIELA

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■見えないメゾンマルタンマルジェラの内部にせまったインタビュー

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いつも謎につつまれているメゾンマルタンマルジェラというブランドに、面と向かってFilep Motwary氏がメゾンマルタンマルジェラ(スタッフだがあくまでメゾンマルタンマルジェラという存在)にインタビューした記事があったので頑張って全 て訳してみました。間違いがあったらすいません。私の英語のお勉強にお付き合いください(笑)。

An interview with the Maison Martin Margiela(原文)

Filep Motwary(以後FM):メゾンマルタンマルジェラが誕生して20年。誕生した当初はメゾンとしてのゴールはなんだったのですか?また、その後今日と比べてどのように変わっていきましたか?

Maison Martin Margiela(以後MMM):私たちは自分たちの仕事を、いつ何時も感じるものを、着るものとして提案することだと捉えています。

FM:ベルギーのブランドを着るMargiela heroine(マルジェラを着る女性)が、パリのブルジョワジー達とはだいぶ乖離があると考えられる中で、ブルジョワジー達の中に入っていくのはどのくらい難しかったですか?

MMM:まずはじめに、マルタンマルジェラとJenny Meirensがパリに会社を設立していました(Jenny Meirensはメゾンマルタンマルジェラ設立者の1人です)。そして、会社が発展していくのと同時に、デザインチームも成長していきました。今日、メゾ ンマルタンマルジェラのチームは、パリの本部の中だけでも19カ国の国籍を持ち、70人以上のメンバーから構成されています。それで果たして、メゾンマル タンマルジェラはベルギーのブランドと言えますか?

FM:過去10年間で、マルタンマルジェラのドレスは既製服の域を超えて発展しました。一体チームにとって、なにがクチュール、メンズウエア、およびその他デザインオブジェクトまで征服する動機づけとなりましたか?

MMM:私たちは自分達の作品の解釈を他者に委ねます。 クチュールに関して、私達はアーティザナルコレクション(ラインラベル「0」)として、ハンドメイドで洋服をお見せしてきました。それは、世界中の顧客に ご利用頂けるようにユニークな製品を形成するするため、我々が多くの様々な古きよき時代のフランスのヴィンテージだったり、古着など再加工する、あるい は、変形させることです。今日、考えられているような所謂「オートクチュール」の部類ではありません。 アーティザナルプロダクションでは、何世紀も生きていて、今日の衣服の工業的方法では維持が難しい個々の服を、職人のハンドメイドを通して、特定のクラフ トとして維持ができるのです。 数年間、会社が発展してきたとき、他の全てのラインラベルが自然とオリジナルのものになりました。

FM:ブランドを立ち上げたばかりのマルタンマルジェラのブランドタグは、今日のそれよりも見えにくかった。シグニチャーブランドとしての可視性、また変換と重要性について、分析して頂けますか?

MMM:タイトルのない衣類に、4つの白いステッチが施されているだけです。現実的かつ理想的に、そのステッ チは、これらの衣服に初めて直面して、形やエネルギーに反応するオプションを提供するために考案されました。そして、決してラベルを介して表現されるブラ ンドとならないようなものです。実際、ほとんどの人々は、私達のロゴ(衣類の中にラベルを貼り、背面に4つの白いステッチを施しているもの)を逆の目的と して捉えている:それは、マルタンマルジェラの衣類はロゴやラベルを断つためのものとして意味されている!それは、新しいラインを開発するときに、真っさ らな白いタグに適切な番号と、どのライン番号かを意味する◯を加えていくことを除いて、今も変わっていません。

FM:なぜマルタンマルジェラのチームとブティックのスタッフの衣装は白いのですか?

MMM:オリジナルアイデア:それはユニティ(統一)です。チームの形式(表現)です。過去と今日のアトリエ /スタジオでの仕事を参照して、これらの『‘blouse d’essayage’合うブラウス』を、モデル達はオートクチュール作品を試着する間にアトリエで着ています。偶然によるもう1つのポイント:ファッ ションショーの争いの中で、すぐにお互いを認識できる方法になる。私達は、ホワイトを我々の、あるいは我々が提案した服を選んだ人達のものになるようにア プローチしています。またホワイトは、チームとしてのユニオン、また、オプション(選択肢)がある証拠として、表現として私達はアプローチします。

FM:マルタンマルジェラのブティックの哲学はなんですか?

MMM:ブティックは、私達の仕事と企業の精神を一番表してくれる場所です。私のショップが、親密さ、穏や か、激励、刺激、そして緩和の雰囲気をもたらしたら、どんなによいのだろうと思う。私達は、来てくださるすべてのお客様に自分の家のように感じて欲しいと 思っています。しかし、マルタンマルジェラが入っているすべてのスペースには共通テーマがある。それは1つとして同じ佇まい、テーマ、装飾がないこと。と いうのも、マルタンマルジェラが入っているそれぞれの建造物の独自の構造に対して、細心の注意と敬意を払うためです。また、各ショップの様子は、多くアイ コン的な存在として、メゾンマルタンマルジェラの本部であるパリの建造物、それは工業デザイン学校なんですが、そのの精神の典型的な適応装飾として、ホワ イトで塗られます。それは家具、オブジェクト、生地、テクスチャなどに至ります。 世界中のショップと家から回収された家具と家具と建築要素は、スペースを個性的にするために持ってこられたものです。

 

(メゾンマルタンマルジェラのアトリエパリ本部、スタッフの白い衣装、白い内装)

FM:メゾンマルタンマルジェラは20年間の間でなにを達成しましたか?

MMM:その質問の回答者は、私達よりもあなたがたのほうが正しいでしょう。

FM:アーティザナルコレクションのラインは、ファッションの世界において、全く新しいチャプターをもたらしました。そのメインアイデアの背景にはなにがあるのですか?

MMM:ラインラベル「0」(アーティザナルコレクション)は女性と男性のためのコレクションです。1988 年から始めて以来、メゾンマルタンマルジェラは古着の服、アクセサリー、または世界中から新しいオブジェクトを集めてきました。これらの服とオブジェクト は、第2の人生を与えられるかもしれません。それは、時間の経過の跡(経年変化)を維持していることを尊重し、メゾンの創造的な表現のキーストーンの1つ として残ります。 各衣類は、メゾンのアトリエにおいてハンドメイドで再び新しい服として命を与えられます。この変化を伴なう、創造的プロセスの各ステップの複雑性と特異性 は、自然と生産量が制限されます。各衣類を作成するのに使用される素材の個性は、作成される衣類の個性とおなじになるようにデザインされます。衣類やアク セサリーをクリエイトするにあたり、仕様される素材によって、ラベルライン「0 」が縫われるか、エンボス加工されるか、スタンプされます。

FM:マルタンマルジェラ自体が謎という事実を考慮して、メゾンマルタンマルジェラにとって顧客とのつながりを感じることはどのくらい重要ですか?

MMM:重大ですよ!!私達は、お客様達がマルジェラの衣類を着ることで完全に「1つ」になれ幸せを感じてく れること、さらに、マルジェラの衣類が着る人のニーズと情動に応答するものと確信してくれることを望んでいます。幸運なことに、私達のブランドの服を着て くださる女性と男性の非常に広いグループを持っています。私達の観点からは、私達は、できるだけ大きなメンズとレディースのクロスセクションでデザインす ることに特に注意を払っています。メゾンマルタンマルジェラでは、幸運なことに多くの年齢層、シェイプ、社会的役割、そしてバックグラウンドの異なる人々 が我々の仕事についてきてくれています!したがって、我々にとって、「フェミニン」という概念でも1つのボディフォームや、1つの態度に限定されないので す。ファッションショーを始めて以来、私達のコレクションはこの現実を反映している。それは、いつも異なった年齢の女性、そして異なった職業から私たちの コレクションを示すのを選んでいました。また、私達はこのアプローチが私達の衣類を着る人に反映されるで、非常に幸運に思います。

FM:メゾンマルタンマルジェラは、アートとどの程度までつながっていますか?

MMM:私達は、自分たちの仕事をこちらで解釈することを望みません。他の方々におまかせすることを望みま す。あるゆるコンテキストにおいて、ベターなところに我々の作品が置かれればよいのです。たぶん残念なことに、チームとして私達はアートの世界とリアルな コネクションを持っていませんが、私達には皆とても愛している仕事があります。ファッションは1つのクラフトです。それは、技術的なノウハウではなくアー トなのです。しかし、もっとも、各世界は非常に分岐しているメディアとプロセスを通して、創造性で表現を共有しますが。

FM:ファッションのことになると、パリはそれ自身のプラットフォームを放射します。なぜ、その光の街はファッショナブルに関連しているのですか?

MMM:この段階まで、慣性がパリには何年にもわたって蓄積されてきました。慣性が創造性を描き、慣性によっ て街の核の部分から魅力的になってきた。しかし、パリはいまだに‘個性’という点で、いかなる他の大都市とも本質的には異なっていません。パリそのもの は、NYやロンドンなどと同じ立ち位置です。ほとんどのブランディングという意味での「ブランド」は、より個性的で創造的な表現を迎え入れる街のものなの です。 ファッションの専門家達のこの街で一年を通してファッションに集中することにより、新たにファッション事業を行うことを望む希望者は、この街でスタートさ せる傾向がある(これがまた慣性となっていく!)。

FM:マルタンマルジェラは、これから過去のエルメスとのコラボレーションのような他のブランドとリンクをつなぐことがありますか?

MMM:エルメスのときのようなコラボレーションはマルタンマルジェラ個人のプロジェクトです。それはメゾンマルタンマルジェラのものではありません。

FM:今日の多くのデザイナーは、実際に値するものがなく信頼を得ているクチュールの擬似花が見られます。多 くの側面が、来て一目みたらすぐに去ってしまう。全ての事柄がものすごく速く動いています。貴ハウスは、そのような時代の中で担い続けていくのに、なにを 必要としますか?

MMM:勇気と本能です。

FM:あなたの顧客における男性と女性の違いは何ですか?

MMM:性別です!

FM:セックスアピールはメゾンマルタンマルジェラのコレクションにおいて魅力的ですか?

MMM:それは、他者が解釈することです。

FM:メゾンマルタンマルジェラは昨今の金融危機の悲劇の影響を受けるような経験をしたことがありますか?

MMM:いいえ。

FM:メゾンマルタンマルジェラ(の活躍)はチームワークの結果です。ところで、新しいメンバーはどのようにチームに入り、どの程度のメンバーを残す困難さがありますか?

MMM:私達は、ほかのチームのように簡単だったり難しかったりすることがあると思います。 もっとも一般的に、70人以上の人間がパリのメゾン本部に所属しています。私達は、しばしば建築と自分たちの仕事の仕方を比較します。建築では、すべての 人は石を運んで最終的に壁は造られます。そして、皆はその石を運ぶことを求めます、でなければ壁は崩壊してしまいます。誰もがチーム内に役割をもつ、しか し、誰もがまたチームの中で発言権を持ちます。これが、なぜマルジェラが公に現れないか、という理由の1つです。誰もが知っている通り、もしマルジェラ本 人が表舞台でライトの照らされていたときと、ライトに照らされていなかったから、受け取るメッセージは異なっていたでしょう。この仕事はチームのコラボ レーションであり、マルジェラという個人の個性ではないのです。

FM:ファッションの歴史の中で、なにが最も貴重な瞬間で、なぜそれなのですか?

MMM:しばしば、あまりに「どのように」「なぜ」を定義するかが本当に不可能であるほど、私たちの仕事は身 近でそして特に、経験が教えてくれるのです。それは「ボタンは押すものである」と直面した人が予測するのを同じことです。これが本当の反応(重要な瞬間) です。それは、どんな個人でもショップ内で服を手に取ることや、ファッションショーがファッション産業の専門家たちのためにあるのと同じように。

FM:なにが一番インスパイアされるのに役立ちますか?

MMM:私達の主なインスピレーション元は、いつも日常生活の変化からです。私達の仕事は、唯一、私達が特定 の瞬間の中で見たものの中から、私達がクリエイトしたいものを着てもらう提案です。チームとして、私達は夥しい数の興味、そしてインスピレーションの元を 共有します。それらは非常に多様なものであり、あまりに長すぎてリストにはできません。しばしば、インスピレーションというものは、描写したり、定量化す ることが困難なものなのです。インスピレーションは、アクティブな意思決定というより浸透されるものなのです。チームの各々のメンバーは、自分の刺激を探 求するよう努めますが、それは視覚的であったり、そうでないものもあるです。そういった、刺激と対話は各人にとって方向性も重要性においても異なります。

FM:メゾンマルタンマルジェラのモラルはなんですか?

MMM:そういった考えは、私達のボキャブラリーの一部でありません。

FM:メゾンマルタンマルジェラの自己の露出の不足に見舞われています。これは謙虚から起こしているのか、違うのか?なぜハウス(チーム)は光のあたるところから影に隠れるのでしょうか?

MMM:人々は私達が自主的にコミュニケートしないと考えている傾向がありますが、確かに私達はそう感じてい ます。しかし、私達は私たちは、自分達のワークをプロモートするのにデザイナーのどんな物理的なイメージも使用しません。もし私達が提案した作品が人々に 触れられ、着ることを好めば、それを買って、彼らは自由に着ることができます。私達にとって、自分達のデザイナーの見た目はどんなものかということは、ほ とんど、あるいは全くこの過程を実行しない。私達は、人々が個々のテイストと本人の持っているパーソナリティスタイルを通して、衣類に反応することを好み ます。そして、プレスとして宣伝し解釈していく個人あるいは作成者のグループ(ファッション関係者)たちの印象ではないのです。俳優や歌手とは異なり、私 達の仕事を表現するのにどんな物理的な形を必要としません。

FM:モダンとはなんですか?

MMM:もはや無意味になった虐待された概念。

FM:古いとはなんですか?

MMM:私達の本社のビルディングですね。

FM:メゾンマルタンマルジェラは30周年にむけてどうなっていくでしょうか?

MMM:2018年にもう一度お話をしましょう。

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